こんにちは。エム・ソフトのブログ担当モリタケです。
今回は自治体観光サイトの成功事例を簡単にご紹介いたします。
神戸国際観光コンベンション協会(兵庫県神戸市)が運営する神戸公式観光サイト「Feel KOBE」(フィールコウベ)はご存知でしょうか?
このサイトが中国向けに制作したプロモーション動画が、たった3日間で320万視聴を達成したそうなんです!
しかも低コストで実現したというのだから、驚きは増すばかりです。
中国と言えば、「微博(Weibo)」や「微信(WeChat)」と言われる独自のSNS文化が発展しており、一般的なプロモーション戦略が通じ難い国として知られています。中国向けの情報発信に苦戦している自治体などの観光担当者の方々も多いのではないでしょうか。
そんな中国に対して「Feel KOBE」が何を行ったかと言うと、中国のインフルエンサー(影響力の高い人)を起用したプロモーション施策です。
中国国内のインフルエンサーが約80万人登録している広告拡散サービス「WEIQ」から、「旅行」「日本」という2分野に強いインフルエンサーを15名起用して、フォロワーに向けた動画の一斉シェアを行いました。
この結果3日で320万視聴を達成し、さらにこのプロモーションをCPV(動画再生にかかったコスト)1人当たり0.18円と規格外の安さで実現しています。
動画に対するコメントなどの反応も良く、320万人以上の中国人の旅行先に神戸が選択肢として加わったことは間違いないでしょう。
中国のインフルエンサーの持つ影響力は、我々の予想を超える大きさだとわかりました。
独自の文化を持つ国に対しては、独自のプロモーションが効果的だということですね。
参考サイト
Allied Architects「【導入事例】神戸公式観光サイト「Feel KOBE」が中国向けにプロモーション動画を拡散、3日間で320万視聴を獲得」